金融業界で働くには?どんな仕事があるのかを調査

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銀行と保険会社における仕事内容を把握して向き不向きを考える

銀行の仕事

銀行の仕事と言えば、窓口に来るお客さんへの預貯金申し込み手続きや資産形成のアドバイスといった接客業はあります。他には融資業務があり、資金を必要とする企業や個人のお客さんへの融資商品の提供。その際、信用保証協会による保証がある融資なら、返済不能な状態となっても問題ないですが、プロパー融資だと貸し倒れリスクも。返済が見込めるか否かの審査をするスキルも必要となるでしょう。

銀行によっては、積立投信や個人型確定拠出年金、保険商品の商品販売も行います。中長期的に資産形成を希望するお客さん向けのサービス提供となります。売上を出すための商品販売だけでなく、お客さんのライフスタイルに合った商品を提案できるスキルも欠かせません。

仕事をするうえで日々ビジネスマナーの向上を図ったりスキルアップをしたりする以外に、仕事で活用できる専門資格取得を得るのもオススメです。

転勤もあり得る

メガバンク以外に地方銀行もさまざまな地域に支店を設けているので、各所への転勤はあり得ます。概ね2から3年は目安なので、生活設計を立てるうえでイメージを持つのも必要です。

銀行に転勤があるのは、特定の企業や個人との癒着を防ぐのが大きな理由。特に地方銀行の中には地域に根差したサービスをコンセプトにする所はありますが、お客さんと関係が深まり過ぎると個人的な感情が入ってしまい、却って仕事に支障をきたしかねません。下手をすれば横領や不正取引のような犯罪に繋がる可能性も。各種リスクを防ぐことによって自分の身を守るのが目的で転勤があることを知っておくと良いでしょう。

ちなみに転勤先の場所やポジションにより、出世コースか否かが把握できます。出世コースから外れた場合でも、転勤先で結果を出すことで評価されやすくなります。各所で自分なりの働き方や目標を持てるようにするのも欠かせません。